第34話『今日と京都の凶と共』感想!#五等分の花嫁
※ネタバレを含む可能性があります。
予めご理解の上で閲覧してください。
(予防接種のついでで)入院している風太郎の
お見舞いに来た五つ子。
林間学校で「見極め」をしていた五月は
風太郎を認めると同時に
風太郎が勉強する理由を尋ねた。
風太郎の過去編では『写真の子』だけでなく
竹林さんという女の子も
キーパーソンとして登場した。
風太郎が竹林さんを好きだったのか不明だが
幼なじみでお似合いの存在がいることを
知ったときに、自分は不要と決めつけていた。
(状況的には失恋したみたいな感じ)
折角の修学旅行なのに
単独行動になった風太郎は
盗撮疑惑を掛けられていたところ
『写真の子』に助けられる
①自己肯定感の低い風太郎
昔の風太郎の見た目や態度は
今とは似つかずワイルドな感じでした。
にも関わらず、自分は不要だと
勝手に退いてひとりぼっちになっていました
失恋だったのかは不明だが
それでもこの自己肯定感の低さは
少し違和感があると思う。
何か理由があるのかもしれない。
②お守りを五つ買う『写真の子』
以前、二乃が持ってきたアルバムに
『写真の子』が五人映っていた通り
『写真の子』は五つ子の中の誰か
と考えられると思う。
今回の回想と五月がお守りを持ってきたことで
読者だけでなく、風太郎自身も
『写真の子』=五つ子の誰か?
と勘づいたかもしれません。
③サブタイトル
今回のサブタイトルは面白い言葉遊びですね!
しっかりと読み解くと
「今日」と「京都の凶」と「共」、かなと思います
「今日」…入院している今日
「京都の凶」…独りぼっちで盗撮を疑われる
「共」…『写真の子』或いは五つ子
最後の「共」というのが色々な意味がありそうで
「京都の凶と共」=『写真の子』と共に行動
という意味かもしれないし
「今日(現在)」と「京都の凶(過去)」と「共」
=現在と過去の共通・重なり
という意味かもしれない。
非常に興味深いですね!
いよいよ『写真の子』について
物語に深く関わってくるかもしれません!
また、これまで犬猿の仲だった五月と風太郎
の関係が大きく変化しているように感じる!
今のところ恋愛面の進展はないので
今後の五月の行動にも注目ですね!
つづく
【著作権の表示/引用元】
このページで使用している画像などの著作権は全てその権利所有者様に帰属いたします。
講談社 五等分の花嫁/春場ねぎ
©️Negi Haruba 2017-2020